召使・召仕(読み)めしつかい

精選版 日本国語大辞典 「召使・召仕」の意味・読み・例文・類語

めし‐つかい ‥つかひ【召使・召仕】

〘名〙
禁中に召されて使われた身分の低い官人。宮中・太政官で雑用にあたった卑官
延喜式(927)一八「凡太政官召使者、毎月朔日、十六日、当番人正身参省」
蜻蛉(974頃)上「あくるまでもこころみむとしつれど、とみなるめしつかひの来あひたりつればなん」
② 雑用にあたらせる奉公人。下男、下女の類。
浮世草子好色一代男(1682)二「一人ふたり、召仕を伴ひ

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android