召次・召継(読み)めしつぎ

精選版 日本国語大辞典 「召次・召継」の意味・読み・例文・類語

めし‐つぎ【召次・召継】

〘名〙
① 取次ぎすること。また、その人。
※竹取(9C末‐10C初)「ただとねり二人めしつきとしてやつれ給て、難波の辺におはしまして」
② 院の庁、東宮摂関家などで雑事を務め、時を奏する役の下級官人。
※観智院本三宝絵(984)下「殿ばら宮ばらは召次・雑色廻し催す日をえらびて川原に出て」 〔色葉字類抄(1177‐81)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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