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台湾の歴史

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

台湾の歴史

南太平洋系などの民族が古くから住み着いていたが、17世紀になって、オランダが南部に、スペインが北部に拠点を築いた。オランダがスペインを撃退して支配するが、明朝の再興をめざす鄭成功(てい・せいこう)がオランダ勢力を追い出し、鄭一族の統治に移った。これを清が倒し、自国の領土に組み込んだ。このころから、対岸の福建省を中心に大陸からの移民が急増する。日清戦争で日本が台湾西方の澎湖(ほうこ)列島を占領。1895年の下関条約で日本への台湾・澎湖列島の割譲が決まり、半世紀に及ぶ植民地時代が始まる。第2次大戦の敗戦で日本が撤退した後、国民党が率いる中華民国政府の支配下に入った。これによって続々と大陸から来た人々(外省人)と、元からの住民(本省人)の間に溝が深まり、1947年2月28日から続いた政権と住民の衝突(二・二八事件)で多数の住民が犠牲になり、亀裂は決定的になった。49年、大陸の内戦の末、共産党中華人民共和国の成立を宣言。中華民国政府は台北に首都を移し、百万〜数百万人が台湾に逃れた。国民党政権が続くが、80年代から徐々に民主化が進み、96年の総統直接選の導入を経て、2000年、民進党が政権に就いた。

(2007-08-01 朝日新聞 朝刊 東特集C)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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