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叶う・適う・敵う かなう

大辞林 第三版の解説

かなう【叶う・適う・敵う】

( 動五[四] )
願望が実現する。 《叶》 「念願が-・った」 「 - ・わぬ恋」
(基準や条件などに)適合する。 《適》 「理想に-・った人」 「時宜に-・う」 「潮も-・ひぬ今は漕ぎ出でな/万葉集 8
(動作性の名詞などを受け、下に打ち消し表現を伴って)…することができる。…することが許される。 「足が弱って歩行も-・わない」
(多く「敵う」と書く)対抗できるほどである。匹敵する。打ち消し表現を伴って用いる。 「二人でかかっても-・う相手ではない」 〔「かなえる」に対する自動詞〕 → かなわないかなわぬ
( 動下二 )
[慣用] 御眼鏡おめがねに-願ったり叶ったり
[表記] かなう(叶・適・敵
「叶う」は“願望が実現する”の意。仮名書きも多い。「願いが叶う」「叶わぬ恋」「願ったり叶ったり」  「適う」は“あてはまる。うまく合う”の意。「理想に適った人を見つける」「時宜に適った処置」「御眼鏡おめがねに適う」  「敵う」は“対抗できる”の意。多く否定表現を伴う。「敵う相手ではない」
[句項目] 叶わぬ時の神頼み

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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