精選版 日本国語大辞典 「合手・間手」の意味・読み・例文・類語
あい‐の‐て あひ‥【合手・間手】
〘名〙
※仮名草子・恨の介(1609‐17頃)上「今様の三味線を転手(てんじゅ)きりりと押し廻し、糸を調べて甲(かん)を取り、あいのてを弾かせらる」
② 歌や音曲の間にはさむ手拍子や掛声。
※滑稽本・大千世界楽屋探(1817)中「だらにとなへておほぢをさまよふそのあひのてにきこゆるは」
④ あいだ。あい。
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