吉永 時次(読み)ヨシナガ トキジ

20世紀日本人名事典 「吉永 時次」の解説

吉永 時次
ヨシナガ トキジ

昭和期の内務官僚 元・警視総監;元・和歌山県知事;元・茨城県知事;元・広島県知事。



生年
明治35(1902)年2月8日

没年
昭和51(1976)年3月25日

出生地
岡山県上道郡幡多村(現・岡山市)

学歴〔年〕
東京帝大法科大学〔大正8年〕卒

経歴
昭和4年宮崎県警察部長となり、茨城・広島・愛知・兵庫各県警察部長を経て、和歌山・茨城・広島各県知事を歴任。17年警視総監に就任。戦時下で食糧不足に苦しむ都民のために米の増配に力を注ぐなど温情家として知られ、“台所総監”とも呼ばれた。18年退官した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android