吉田 テフ子(読み)ヨシダ チョウコ

20世紀日本人名事典 「吉田 テフ子」の解説

吉田 テフ子
ヨシダ チョウコ

昭和期の作詞家 「お山の杉の子」の作詞家。



生年
大正9(1920)年

没年
昭和48(1973)年

出生地
徳島県海部郡宍喰町

学歴〔年〕
海部高女卒,徳島女子師範卒

経歴
徳島県女子師範教員養成所から、昭和14年小学校の代用教員に。その後実家に戻っていたが、19年日本少国民文化協会が募集した少国民歌に応募、作詞した「お山の杉の子」が1等入選作となる。戦後サトウハチロー補作で世に出た。一方、労組の副委員長を経て、26年戸畑市議に当選、1期つとめる。33年作家を志し東京へ出るが肝臓がんで生涯を閉じる。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android