吉田 玉幸(2代目)(読み)ヨシダ タマコウ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「吉田 玉幸(2代目)」の解説

吉田 玉幸(2代目)
ヨシダ タマコウ


職業
文楽人形遣い

専門
人形浄瑠璃

本名
小西 正義(コニシ マサヨシ)

生年月日
昭和13年 8月27日

出身地
大阪府

学歴
天王寺中通信教育修了

経歴
昭和27年叔父で、養父でもある3代目吉田玉助に入門、2代目玉幸を名乗る。40年吉田玉男門下となり、時代物の立ち役(男役)で活躍。名人として知られた3代目玉助や玉男、玉市らの薫陶を受け、豪快でハラ(内面)のある芸で充実期を期待されたが、60代半ばに筋萎縮性側索硬化症発症、平成15年の「女殺油地獄」が最後の舞台となった。

没年月日
平成19年 12月11日 (2007年)

家族
養父=吉田 玉助(3代目),息子=吉田 幸助(文楽人形遣い)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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