新撰 芸能人物事典 明治~平成 「吉田 玉造(4代目)」の解説
吉田 玉造(4代目)
ヨシダ タマゾウ
- 職業
- 文楽人形遣い
- 専門
- 人形浄瑠璃
- 本名
- 林 安太郎
- 別名
- 前名=吉田 玉松(2代目),吉田 玉蔵,後名=吉田 林蔵
- 生年月日
- 明治18年 5月18日
- 経歴
- 明治32年大阪の御霊文楽座に吉田玉市の名で入り、35年堀江明楽座へ移り吉田玉松(3代目玉造)に入門、以後御霊文楽座、堀江座、近松座と移り、大正5年文楽座に復帰。6年2代目玉松を襲名、竹豊座に迎えられ書出しとなった。12年再び文楽座に戻り、昭和10年玉蔵、17年4代目玉造襲名。立役、特に荒物遣いに豪快さを示した。18年病気に倒れ、22年久々の出演で玉造の名を汚すまいと林蔵と改名、軽い役を務めた。
- 没年月日
- 昭和23年 1月26日 (1948年)
- 家族
- 息子=吉田 玉松(3代目)
出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報