呂 不韋(読み)りょふい

旺文社世界史事典 三訂版 「呂 不韋」の解説

呂 不韋
りょふい

?〜前235
戦国時代の商人で,秦 (しん) の政治家
広く商業を営んで富を得,趙に人質になっていた秦の荘襄 (そうじよう) 王を助けて帰国させ,荘襄王が即位すると宰相に迎えられ,大きな勢力をもった。その子が始皇帝として即位したのちも栄位を極めたが,醜聞に連座して自殺した。『呂氏春秋 (りよししゆんじゆう) 』を編集した。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android