呂 明賜(読み)ロ・メイシ(英語表記)Ro Ming-soo

現代外国人名録2016 「呂 明賜」の解説

呂 明賜
ロ・メイシ
Ro Ming-soo

職業・肩書
プロ野球指導者

国籍
台湾

生年月日
1964年10月30日

出生地
高雄

学歴
文化大学卒

経歴
小学5年の時に台湾のリトルリーグチーム・文徳で世界選手権優勝。台湾代表不動の4番として、1987年アジア選手権優勝に貢献。日本の教育リーグでいきなりホームランデビューした強打強肩の持ち主。’88年日本プロ野球の巨人捕手として入団。外国人枠の関係で二軍の試合に出場していたが、6月クロマティの怪我外野手として一軍に上がると、プロ初打席初本塁打を放ち、最初の9試合で7本塁打をマーク、鮮烈なデビューを飾り、“アジアの大砲”と呼ばれた。2年目からは成績が振るわず、’91年オフに巨人を退団、日本でのプロ野球生活に終止符を打つ。’92年からは台湾プロ野球でプレー。味全、高屏雷公などに所属した。2000年限りで現役を引退。引退後は指導者に転身し、誠泰打撃コーチ、ラニューの打撃コーチ、監督代行、第1回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)や北京五輪代表の打撃コーチを歴任。2010年中国の江蘇ホープスターズコーチを経て、同年6月台湾の興農二軍コーチ。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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