旺文社世界史事典 三訂版 「周 敦頤」の解説
周 敦頤
しゅうとんい
北宋の儒学者
湖南の人。字 (あざな) は茂叔。号は濂溪 (れんけい) 。地方官を歴任し,当時は無名に近かった。彼の学説が思想界に重きをなすようになったのは朱熹 (しゆき) が道学(性理学)を大成するにあたり,彼を道学の開祖とし,その著『太極図説』『通書』を紹介してその思想を明らかにしてからである。程顥 (ていこう) ・程頤 (ていい) が学統を継承。
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