呼鐘・喚鐘(読み)よびがね

精選版 日本国語大辞典 「呼鐘・喚鐘」の意味・読み・例文・類語

よび‐がね【呼鐘・喚鐘】

〘名〙
寺院で、僧侶らの参集を求める時などに打ち鳴らす小型の鐘。かんしょう
※俳諧・信徳十百韻(1675)「春の日落て灯篭の影 彌生山喚鐘たたくふもと寺」
召使などを呼ぶ時に鳴らす鐘。
※俳諧・安達太郎根(1705頃)「頭どりは川番しかも亦太郎〈功悠〉 よび鉦打を雇ふ迷ひ子〈其角〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android