和辻 春樹(読み)ワツジ ハルキ

20世紀日本人名事典 「和辻 春樹」の解説

和辻 春樹
ワツジ ハルキ

昭和期の造船技師,科学評論家 京都市長;観光日本社長。



生年
明治24(1891)年

没年
昭和27(1952)年8月24日

出生地
東京

学歴〔年〕
東京帝国大学工学部船舶工学科〔大正4年〕卒

学位〔年〕
工学博士

経歴
大阪商船に技師として入社。大正10年別府航路の客船「むらさき丸」を設計。以降「あるぜんちな丸」など多くの名船を手がけ、昭和17年専務。また、「船」「女性と科学」など多くの随筆を残した。官選最後の京都市長、観光日本社長、関西造船協会会長、造船協会常務理事長などもつとめた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android