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回す・廻す まわす

大辞林 第三版の解説

まわす【回す・廻す】

( 動五[四] )
物体がある点や軸を中心に回転するようにする。 〔回転運動の軸と物体の中心とが離れている場合は「回らせる」と言う〕 「ラジオのつまみを-・す」 「こまを-・す」 「暑いので扇風機を-・す」 「舟を海中にまかり入りぬべく吹き-・して/竹取」
物のまわりを囲むようにさせる。 「ロープを二重に-・す」 「石塀を-・したお屋敷」
順に移動させる。次に送る。 「伝票を経理部へ-・す」 「奉加帳を-・す」 「回文ヲ-・ス/日葡」
別の所に移す。必要な所にさし向ける。 「大阪支店の在庫を-・してもらう」 「車を玄関へ-・してくれ」 「忙しいので五人ほど-・してほしい」
ある立場・位置をとらせる。 「補欠に-・す」 「敵に-・す」 「向こうに-・す」
はたらきが及ぶようにする。 「手を-・す」
資金を運用する。 「一〇〇〇万円を年六パーセントで-・す」
他人を、自分の意のままに従わせる。 「親父さま、うちの今いま(=妾ノ名)めに-・されて/浄瑠璃・卯月の潤色
動詞の連用形に付いて、複合動詞をつくる。
すみずみまで…する、順々に…するなどの意を表す。 「ながめ-・す」 「思い-・す」 「使い-・す」
さんざん…するの意を表す。 「女を追い-・す」 「刑事につけ-・された」 「機械をいじくり-・す」
意のままに、または巧みに…するの意を表す。 「家計を-・す」 〔「回る」に対する他動詞〕
[可能] まわせる
[慣用] 気を- ・手を- ・向こうに- ・目を-

もとおす【回す・廻す】

( 動四 )
めぐらす。まわす。 「即ち火を以ちて其の野を-・し焼きき/古事記 上訓

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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