因幡の素兎・因幡の素兔(読み)いなばのしろうさぎ

大辞林 第三版の解説

いなばのしろうさぎ【因幡の素兎・因幡の素兔】

古事記にみえる白兎。鰐わにを欺いて海上に並ばせ、淤岐島おきのしまから因幡に渡るが、口をすべらせて欺いたことを知られ、皮をはがれる。妻問いに行く途上の大穴牟遅神おおなむちのかみの兄弟八十神やそがみの教えで潮を浴び一層苦しんでいるところを、大穴牟遅神に救われ、大穴牟遅神が妻問いに成功することを予言する。インド・南方系の動物譚と交渉があるものと考えられる。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

アポ電詐欺

《「アポ」は「アポイントメント」の略》電話を使用した振り込め詐欺の一。身内の者になりすまして電話番号が変わったと伝え、再度電話して金銭を要求したり、役所の担当者や銀行員などになりすまして電話をかけ、後...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android