国民対話カルテット(読み)コクミンタイワカルテット

デジタル大辞泉 「国民対話カルテット」の意味・読み・例文・類語

こくみんたいわ‐カルテット【国民対話カルテット】

チュニジア民間4団体から成る連合体。2013年、労働組合の全国組織であるチュニジア労働総同盟(UGTT)が、経営者団体の産業・商業・手工業同盟(UTICA)、全国弁護士連盟(ONAT)、人権擁護連盟(LTDH)に呼びかけて結成ジャスミン革命後の民主化過程で、激しく対立する与党(イスラム派)と野党(世俗派)を仲介し、多元的な民主主義の構築に決定的な貢献をしたとして、2015年にノーベル平和賞を受賞した。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android