国泰寺(富山県)(読み)こくたいじ

  • 国泰寺
  • 富山県

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

富山県高岡市太田にある臨済宗国泰寺派の本山。山号は摩頂山(まちょうざん)。1296年(永仁4)慈雲妙意(じうんみょうい)の開山。初め二上山(ふたがみやま)にあり東松寺と称したが、1327年(嘉暦2)開山の妙意が後醍醐(ごだいご)天皇から紫衣(しえ)を賜り、翌年「護国摩頂巨山仁王国泰万年禅寺」の勅額を賜って、北陸鎮護第一禅刹(ぜんさつ)出世道場となってから国泰寺に改めた。応仁(おうにん)の乱(1467~1477)後荒廃したが、1546年(天文15)雪庭祝陽(せっていしゅくよう)が中興、天正(てんしょう)年間(1573~1592)現在地に移った。明治の初め、一時、臨済宗相国寺(しょうこくじ)派の所轄となったが、1905年(明治38)独立した。

[平井俊榮]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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