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土・地・犯土・椎・槌 つち

大辞林 第三版の解説

つち【土・地・犯土・椎・槌】

地球の陸地の表面をおおう物質。風化した岩石の細かい破片、生物の遺骸およびその腐敗物、微生物などよりなる。土壌。 「 -を耕す」 「肥えた-」
地球の表面。地上。大地。地面。古くは天あめに対して地上界をさす。 ↔ あめ 「故郷の-を踏む」 「天へ行かば汝がまにまに-ならば大君います/万葉集 800
鳥の子紙の一種。泥土を混ぜたあまり品質のよくないもの。
値打ちのないもの、顔形の劣ったもののたとえ。 「よしとみしかど、それは-なりけり/狭衣 1
地下じげのこと。 「六位といへど、蔵人とにだにあらず、-の帯刀たちはきの/落窪 1
あかぬけしていないこと。また、いなか者。 「 -のくせにせりふつけて/洒落本・風流裸人形」
(「犯土」「椎」「槌」とも書く)陰陽道おんようどうで、土公神どくじんのいる方角の土木工事を忌むこと。また、その期間。期間は暦の庚午かのえうまから丙子ひのえねに至る7日間を大土おおつち、戊寅つちのえとらから甲申きのえさるに至る7日間を小土こつち、中間の丁丑ひのとうしの日を間日として、15日間続く。つちび。 「 -犯すべきをここにわたせとなむ言ふを/堤中納言 はいずみ
書名(別項参照)。

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

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