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坂東彦三郎(初代) ばんどう ひこさぶろう

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

坂東彦三郎(初代) ばんどう-ひこさぶろう

1693-1751 江戸時代中期の歌舞伎役者。
元禄(げんろく)6年生まれ。上方で活躍したが,のち江戸にいき2代市川団十郎,初代沢村宗十郎,初代大谷広次とともに四天王とよばれた。「大経師」の茂兵衛が出世役となり,実事,武道事を得意とした。寛延4年1月1日死去。59歳。前名は坂東菊松。俳名は薪水。屋号は万(よろず)屋。

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朝日日本歴史人物事典の解説

坂東彦三郎(初代)

没年:寛延4.1.1(1751.1.27)
生年:元禄6(1693)
江戸中期の歌舞伎役者。俳名薪水。屋号万屋。大坂の立役篠塚次郎左衛門の甥とも,「山城伏見の武士の子」とも,「相州足柄下郡江浦の生まれ」ともいう。初め江戸で子役の修業をし,宝永3(1706)年,坂東菊松の名で大坂での初舞台を踏む。同4年,元服して彦三郎と改名,立役として上方の舞台を勤めた。享保12(1727)年から都合3回江戸に下り,凜々しい身のこなしと堅い芸風で好評を得て,2代目市川団十郎,初代沢村宗十郎,初代大谷広次らと四天王と並び称された。小柄ながらも容姿にすぐれ,口跡もよく,実事,武道事を得意とした。2代目彦三郎は彼の息子だが,28歳で早世した。<参考文献>『歌舞伎評判記集成』1期,『古今役者大全』(『日本庶民文化史料集成』6巻)

(加藤敦子)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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