坂東 彦三郎(6代目)(読み)バンドウ ヒコサブロウ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「坂東 彦三郎(6代目)」の解説

坂東 彦三郎(6代目)
バンドウ ヒコサブロウ


職業
歌舞伎俳優

本名
坂東 英造

別名
前名=尾上 栄三郎(6代目)(オノエ エイザブロウ),俳号=梅朝,薪水,楽善

屋号
音羽屋

生年月日
明治19年 10月12日

出生地
東京・日本橋浜町

経歴
明治29年明治座で尾上英造を名乗り初舞台。36年6代尾上栄三郎と改め歌舞伎座で「曽我対面」の八幡三郎役。42年坂東家に養子入り。大正4年市村座で6代目彦三郎襲名、「助六」の意休などを披露。一時独立したが、主に兄6代目尾上菊五郎一座に属した。時代物の脇役、老け役が得意で当たり役は「近江源氏」の和田兵衛、「太功記」光秀など。故実芸談に明るく、余技の時計研究家で有名。

没年月日
昭和13年 12月28日 (1938年)

家族
父=尾上 菊五郎(5代目),兄=尾上 菊五郎(6代目)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「坂東 彦三郎(6代目)」の解説

坂東 彦三郎(6代目)
バンドウ ヒコサブロウ

明治〜昭和期の歌舞伎俳優



生年
明治19(1886)年10月12日

没年
昭和13(1938)年12月28日

出生地
東京・日本橋浜町

本名
坂東 英造

別名
前名=尾上 栄三郎(6代目)(オノエ エイザブロウ),俳号=梅朝,薪水,楽善

屋号
音羽屋

経歴
明治29年明治座で尾上英造を名乗り初舞台。36年6代尾上栄三郎と改め歌舞伎座で「曽我対面」の八幡三郎役。42年坂東家に養子入り。大正4年市村座で6代目彦三郎襲名、「助六」の意休などを披露。一時独立したが、主に兄6代目尾上菊五郎一座に属した。時代物の脇役、老け役が得意で当たり役は「近江源氏」の和田兵衛、「太功記」光秀など。故実芸談に明るく、余技の時計研究家で有名。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「坂東 彦三郎(6代目)」の解説

坂東 彦三郎(6代目) (ばんどう ひこさぶろう)

生年月日:1886年10月12日
明治時代-昭和時代の歌舞伎役者
1938年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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