精選版 日本国語大辞典 「坐禅・座禅」の意味・読み・例文・類語
ざ‐ぜん【坐禅・座禅】
〘名〙 仏語。端坐し、心の散乱を払い沈思黙念して無我の境に入り、悟りの道を求めること。背を伸ばしてすわり、右掌の上に左掌を置き、拇指と拇指を接して、半眼の姿勢をとる。多く禅宗で行なう修行法であるが、こうした形にかかわりなく、行住坐臥の一切をいうとする思想もある。禅。→結跏趺坐(けっかふざ)。
※続日本紀‐文武四年(700)三月己未「道照〈略〉還止二住禅院一、坐禅如レ故」
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