埼玉県深谷市(読み)ふかや〈し〉

日本の地名がわかる事典の解説

〔埼玉県〕深谷〈市〉(ふかや〈し〉)


埼玉県北部、利根川と荒川に挟まれた地域に位置する市。
2006年(平成18)1月、旧・深谷市と大里郡岡部村、川本町、花園町が合併して成立。旧・深谷市は、江戸時代には中山道の宿場町・市場町として発展。明治・大正期には養蚕・製糸業が発達。特産の深谷ネギをはじめ、ブロッコリー・ダイコン・キュウリ・ホウレンソウなどの野菜栽培、米麦作、フクジュソウやチューリップといった花卉(かき)栽培も行われる。農業産出額は県内トップレベル。畜産では黒毛和牛「深谷牛」の名が知られている。地場産業としては、粘土瓦・土管の窯業が盛んなほか、養蚕も行われる。電機・金属・化学などの工場がある。国の重要文化財である日本煉瓦製造株式会社旧煉瓦製造施設のホフマン輪窯(わがま)六号窯、渋沢栄一(しぶさわえいいち)生家(県指定有形文化財)、渋沢栄一記念館などがある。

出典 講談社日本の地名がわかる事典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

多文化主義

マルチ・カルチュラリズムともいう。さまざまな人種,民族,階層がそれぞれの独自性を保ちながら,他者のそれも積極的に容認し共存していこうという考え方,立場。「人種のるつぼ」的な同化主義に対抗する考え方で,...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

埼玉県深谷市の関連情報