デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「堆朱楊成(初代)」の解説 堆朱楊成(初代) ついしゅ-ようぜい ?-? 南北朝時代の彫漆(ちょうしつ)工。足利家の臣。延文5=正平(しょうへい)15年(1360)将軍足利義詮(よしあきら)の代に,中国の彫漆にまなんではじめて堆朱を制作したとつたえられる。中国の堆朱彫の名工,張成と楊茂にちなんで楊成と号し,子孫も代々これをもちいた。名は長充。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例