塞入・堰入(読み)せきる

精選版 日本国語大辞典 「塞入・堰入」の意味・読み・例文・類語

せき・る【塞入・堰入】

〘他ラ下二〙 (「せきいる(塞入)」の変化した語) =せきいれる(塞入)
伊勢集(11C後)「おとはがはせきれておとすたぎつせに人のこころみえもするかな」

せき‐い・れる【塞入・堰入】

〘他ラ下一〙 せきい・る 〘他ラ下二〙 水の流れをせきとめて、他へ導き入れる。せきる。
※宇津保(970‐999頃)国譲中「おとどの壇の上より水いだして、石畳もとまで水せきいれて、滝おとして」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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