精選版 日本国語大辞典 「塞止・堰止」の意味・読み・例文・類語
せき‐とど・める【塞止・堰止】
〘他マ下一〙 せきとど・む 〘他マ下二〙
① 流れるものや通るものをさえぎり止める。せきとめる。
※日葡辞書(1603‐04)「ミチヲ xeqitodomuru(セキトドムル)」
※古今(905‐914)恋三・六六〇「たぎつせのはやき心をなにしかも人めつつみのせきとどむらん〈よみ人しらず〉」
せき‐と・める【塞止・堰止】
〘他マ下一〙 せきと・む 〘他マ下二〙
① =せきとどめる(塞止)①
※小大君集(1005頃)「もみぢばを水の心にまかすれば大井河をやせきとめて見ん」
② =せきとどめる(塞止)②
※竹取(9C末‐10C初)「御門なほめでたくおぼしめさるる事せきとめがたし」
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