増位山 大志郎(1代目)(読み)マスイヤマ ダイシロウ

20世紀日本人名事典 の解説

増位山 大志郎(1代目)
マスイヤマ ダイシロウ

昭和期の力士(大関)



生年
大正8(1919)年11月3日

没年
昭和60(1985)年10月21日

出生地
兵庫県姫路市

本名
沢田 国秋(サワダ クニアキ)

別名
年寄名=三保ケ関 国秋(ミホガセキ クニアキ)

経歴
昭和10年春場所初土俵、16年春場所で新入幕を果し、24年春場所で大関に昇進。得意は突きと押し。優勝2回、殊勲賞1回、技能賞1回。持病の神経痛の悪化で、25年春場所を最後に引退、出羽海部屋から独立して三保ケ関部屋をおこした。北の湖や北天佑らを育て、2代目増位山を史上初の親子大関とするなど、大きな功績をあげ、59年11月、相撲協会定年退職。趣味人としても知られ、特に油絵は二科展に再三入選するなど玄人はだしだった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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