墨金・墨𨦈(読み)すみがね

精選版 日本国語大辞典 「墨金・墨𨦈」の意味・読み・例文・類語

すみ‐がね【墨金・墨𨦈】

〘名〙 (「すみかね」とも)
① まがりがね。かねじゃく。さしがね
東北院職人歌合(1348頃か)三番「右 番匠すみがねの直きをただす身なれどもかたぶく月にかふはりぞ無き」
② さしがねを使って木材に墨をつけること。また、その技術規矩(きく)術。〔匠明(1608‐10)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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