変種・異種(読み)かわりだね

精選版 日本国語大辞典 「変種・異種」の意味・読み・例文・類語

かわり‐だね かはり‥【変種・異種】

〘名〙
① 普通のものとは違った種類。へんしゅ。
田舎教師(1909)〈田山花袋五六朝顔もかはり種なく」
② 変わり者。特に、学歴経歴家庭環境などから当然予想される道を進まない者をいう。
大阪の宿(1925‐26)〈水上滝太郎〉五「その癖頭脳が明敏で、三田のやうな異種(カハリダネ)を取扱ふこつも心得」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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