夏越・名越(読み)なごし

精選版 日本国語大辞典 「夏越・名越」の意味・読み・例文・類語

な‐ごし【夏越・名越】

〘名〙 (和(なごし)の意で、邪神をはらいなごむ意〔八雲御抄‐三〕とも、あるいは名越しで夏の名を越して相克の災を攘(はら)う意〔下学集〕ともいう) 「なごし(夏越)の祓え」の略。《季・夏》
※忠見集(960頃)「みな月のなこしはらふるかみのごと水の心はなきやしぬらむ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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