外接・外切(読み)がいせつ

精選版 日本国語大辞典 「外接・外切」の意味・読み・例文・類語

がい‐せつ グヮイ‥【外接・外切】

〘名〙
① ある図形が他の図形に外側から接すること。(イ)円が、他の円と一点で外側から接すること。このとき、これら二円は互いに外接するという。(ロ)円がある多角形のすべての頂点を通ること。このとき、円をその多角形の外接円という。(ハ)多角形の各辺がすべてある一つの円に接すること。このとき、前者後者外接多角形という。(ニ)多角形の周囲がある多角形のすべての頂点を含むこと。このとき、前者を後者の外接多角形という。互いに外接する二球、外接球、外接多面体なども同様にして定義される。⇔内接。〔数学ニ用ヰル辞ノ英和対訳字書(1889)〕
新聞雑誌‐一〇号・明治四年(1871)八月「朝威上に帰し天下の方向一定内治外接(グイセツ)の実相挙(あがり)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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