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多核種除去設備「ALPS」 たかくしゅじょきょせつび「あるぷす」Advanced Liquid Processing System

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知恵蔵miniの解説

多核種除去設備「ALPS」

高濃度汚染水から複数種類の放射性物質(核種)を同時に除去する装置。東芝が製造し、東京電力に納入した。福島第一原発の高度汚染水処理に用いられることとなり、2013年4月より試運転が実施されていた。従来の水処理設備は主に放射性セシウムを除去するものだったが、放射性物質の濃度をより低く管理するため、その他の核種(放射性物質)についても、経済産業大臣が告示で定めた放射性物質の濃度限度(告示限度)以下を目標として除去するため、同設備が導入された。除去できる放射性物質の種類は62種類で、すべての放射性物質を検出限界値未満まで除去することができる。同設備はA~C系の計3基でA系は4月より試験運転していたが、6月にタンクの腐食による水漏れトラブルが発生したため、東京電力が原因を調べていた。政府と東京電力は13年7月25日、福島第1原発の廃炉対策推進会議を開き、放同設備ついて8月上旬から約1カ月半、試験運転を停止することを決定。東京電力によると、運転停止によって推計約2万立方メートルの汚染水処理が遅れる見通しである。

(2013-7-29)

出典|朝日新聞出版
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