大井川鉄道の経営再建

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

観光客向けの蒸気機関車(SL)運行草分けである大井川鉄道は、純損益が2011年度から3年連続で赤字になるなど経営難が続いていた。沿線の人口減やSLの乗客減に加えて、多額の有利子負債重荷だった。 14年春に、電車の運行本数を大幅に削減。昨年5月には地域経済活性化支援機構(東京)の再生計画を受け入れ、北海道でホテル運営に携わるエクリプス日高(新ひだか町)による3億円の増資が決まった。 昨年8月末にはそれまでの大株主、名古屋鉄道出身の経営陣が退任し、エクリプス日高の前田忍社長が新社長に就任。金融機関の債権放棄で約35億円の負債を10億円弱まで圧縮、今年3月期の純損益は約25億円の黒字となった。前期は14年に初めて運行したSL「きかんしゃトーマス号」が人気となり、約200万円の黒字だった。

(2016-09-22 朝日新聞 朝刊 静岡全県・2地方)

観光客向けの蒸気機関車(SL)運行の草分けである大井川鉄道は、純損益が2011年度から3年連続で赤字になるなど経営難が続いていた。沿線の人口減やSLの乗客減に加えて、多額の有利子負債が重荷だった。 14年春に、電車の運行本数を大幅に削減。昨年5月には地域経済活性化支援機構(東京)の再生計画を受け入れ、北海道でホテル運営に携わるエクリプス日高(新ひだか町)による3億円の増資が決まった。 昨年8月末にはそれまでの大株主、名古屋鉄道出身の経営陣が退任し、エクリプス日高の前田忍社長が新社長に就任。金融機関の債権放棄で約35億円の負債を10億円弱まで圧縮、今年3月期の純損益は約25億円の黒字となった。前期は14年に初めて運行したSL「きかんしゃトーマス号」が人気となり、約200万円の黒字だった。

(2016-09-22 朝日新聞 朝刊 静岡全県・2地方)

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