大儀見優季(読み)おおぎみ ゆうき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大儀見優季」の解説

大儀見優季 おおぎみ-ゆうき

1987- 平成時代の女子サッカー選手。
昭和62年7月15日生まれ。ポジションFW。FC厚木ガールズから平成12年日テレ・メニーナ,翌年日本女子サッカーリーグ(Lリーグ)に登録,15年日テレ・ベレーザに入団。17年Lリーグ・ベストイレブン,18年なでしこリーグ得点王・ベストイレブン。日本代表(現・なでしこジャパン)デビューは16年AFC女子サッカー予選のタイ戦。20年北京五輪代表となり4位入賞をはたした。22年ドイツ1部リーグの1.FFCトゥルビーネ・ポツダムとプロ契約をむすぶ。23年FIFA女子ワールドカップで日本代表に選ばれて全試合に出場し,予選リーグのニュージーランド戦で1得点をあげるなど,金メダル獲得に貢献。24年ロンドン五輪代表に選ばれ,全6試合に出場して銀メダルを獲得。同年ドイツのブンデスリーガ得点王。25年イングランドのチェルシー・レディースFCに,27年ドイツのヴォルフスブルクに移籍。同年FIFA女子ワールドカップ日本代表に,妹の永里亜紗乃とともにえらばれ,全7試合にフル出場,2得点をあげるなど準優勝に貢献。神奈川県出身。東海大卒。旧姓は永里。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

知恵蔵mini 「大儀見優季」の解説

大儀見優季

女子サッカー選手。1987年7月15日、神奈川県生まれ。旧姓・永里。ポジションはフォワード。小学1年生でサッカーを始め、中学2年生でLリーグ(現なでしこリーグ)の日テレ・ベレーザに登録される。2010年、ドイツの女子ブンデスリーガ1部所属クラブ1.FFCトゥルビネ・ポツダムに移籍し、UEFA女子チャンピオンズリーグの優勝に貢献、12-13シーズンにはリーグ得点王に輝く。13年にはイングランド女子スーパーリーグ、チェルシーLFCへの移籍が決定した。日本代表では、04年にアテネオリンピック・アジア予選のメンバーに選出されて以来、主力として活躍。11年には女子ワールドカップドイツ大会優勝、12年のロンドン五輪では銀メダル獲得に貢献した。

(2013-7-10)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android