大八車・代八車(読み)だいはちぐるま

精選版 日本国語大辞典 「大八車・代八車」の意味・読み・例文・類語

だいはち‐ぐるま【大八車・代八車】

〘名〙 江戸前期から、主に関東地方で使用された荷物運搬用の大きな二輪車。二、三人で引いたり押したりする。京都大坂ではべか車(板車)を使用した。だいはち。
※俳諧・伊勢躍音頭集(1674)夏「さつまゆりのりんは大八車かな〈宗臣〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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