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大分県竹田市 たけた〈し〉

日本の地名がわかる事典の解説

〔大分県〕竹田〈市〉(たけた〈し〉)


大分県南西部、竹田盆地を占め、九重(くじゅう)連山・阿蘇山などの山々に囲まれた市。
西部は熊本県に接する。2005年(平成17)4月、旧・竹田市と直入(なおいり)郡の荻町、同久住町、同直入町が合併して現在の姿となる。この合併により直入郡は消滅。旧・竹田市は江戸時代を通じ中川氏7万石の城下町として栄え、「九州の小京都」とよばれる。稲作、畜産と高原野菜・麦・シイタケ・カボス・キクなどの花卉(かき)の栽培が盛ん。市北西部は阿蘇くじゅう国立公園に含まれ、九重山のコケモモ群落と大船山(だいせんざん)のミヤマキリシマ群落は国の天然記念物。ミヤマキリシマは市花にも指定されている。くじゅう坊ガツル・タデ原湿原はラムサール条約の登録湿地。陽目(ひなため)渓谷、白水の滝は紅葉の名所。赤川・法華院・七里田(しちりだ)・長湯などの温泉が湧き、環境省選定名水百選にも選ばれた竹田湧水群がある。七ツ森古墳群、愛染(あいぜん)堂のほか、洞窟礼拝堂などキリシタン文化の遺跡もある。旧・竹田市は軍神と呼ばれた広瀬武夫中佐の出生地で、中佐を祀る広瀬神社がある。国の史跡である岡城跡は作曲家・滝廉太郎の「荒城の月」のモデルとして有名。

出典|講談社日本の地名がわかる事典について | 情報 凡例

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