大和 美世葵(読み)ヤマト ミヨキ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「大和 美世葵」の解説

大和 美世葵
ヤマト ミヨキ


職業
大和楽唄方

肩書
大和楽家元

本名
阿部 君子

別名
芸名=山里 せつ子,三島 儷子(ミシマ レイコ)

生年月日
明治38年 1月17日

出生地
東京

経歴
4代目杵屋佐吉に師事。昭和11年に大倉喜七郎らと新邦楽・大和楽を発足させ、山里せつ子、三島儷子の芸名を経て、55年大和美世葵を名乗り初代大和楽家元となる。長唄清元節を基調にしながら、洋楽の発声法を採り入れた流麗な美声で長年邦楽、邦舞界に貢献した。62年弟子の久満に家元を譲った。

受賞
勲五等宝冠章〔昭和57年〕

没年月日
昭和63年 6月12日 (1988年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「大和 美世葵」の解説

大和 美世葵
ヤマト ミヨキ

昭和期の大和楽唄方 大和楽家元。



生年
明治38(1905)年1月17日

没年
昭和63(1988)年6月12日

出生地
東京

本名
阿部 君子

別名
旧芸名=山里 せつ子,三島 儷子(ミシマ レイコ)

主な受賞名〔年〕
勲五等宝冠章〔昭和57年〕

経歴
4代目杵屋佐吉に師事。昭和11年に大倉喜七郎らと新邦楽・大和楽を発足させ、山里せつ子、三島儷子の芸名を経て、55年大和美世葵を名乗り初代大和楽家元となる。長唄や清元節を基調にしながら、洋楽の発声法を採り入れた流麗な美声で長年邦楽、邦舞界に貢献した。62年弟子の久満に家元を譲った。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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