大嘗・大贄(読み)おおんべ

精選版 日本国語大辞典 「大嘗・大贄」の意味・読み・例文・類語

おお‐んべ おほ‥【大嘗・大贄】

〘名〙 (「おおにえ(大嘗)」の変化した語。「おほむへ」とも表記)
書紀(720)仁徳即位前(前田本訓)「是に海人苞苴(オホムベ)往還(かよふあひだ)に鯘(あざ)れぬ」
※御代始鈔(1461頃)大嘗会の事「大嘗会は一代一度の大神事なり。令書にはおほむべと訓ぜり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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