大島 幾太郎(読み)オオシマ イクタロウ

20世紀日本人名事典 「大島 幾太郎」の解説

大島 幾太郎
オオシマ イクタロウ

明治〜昭和期の教育者,郷土史家



生年
明治4年9月8日(1871年)

没年
昭和24(1949)年2月15日

出生地
島根県浜田町(現・浜田市)

別名
号=濤声

学歴〔年〕
島根師範学校〔明治39年〕卒

経歴
石見地方の小学校で教員校長などを務め、終生一貫して初等教育に当たった。その一方、郷土史家として石見地方の歴史を研究し、「浜田町史」「那賀郡史」などの自治体史編纂事業にも関与。また、書や俳句和歌話術にも秀でた多芸の人であった。著書に「石見家系録」「石見社寺」「石見潟」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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