大島 鎌吉(読み)オオシマ ケンキチ

20世紀日本人名事典 「大島 鎌吉」の解説

大島 鎌吉
オオシマ ケンキチ

昭和期の三段跳び選手 大阪体育大学名誉教授;JOC名誉委員。



生年
明治41(1908)年11月10日

没年
昭和60(1985)年3月30日

出生地
石川県金沢市

学歴〔年〕
関西大学法律科卒業

主な受賞名〔年〕
オリンピック平和賞〔昭和57年〕

経歴
昭和7年のロサンゼルス五輪の三段跳びで銅メダル、11年のベルリン五輪でも同じ三段跳びで6位に入賞。この間9年に毎日新聞社入社、ベルリン特派員、東京本社運動部次長として記者活動の傍らオリンピックと平和運動に力を注いだ。また東京五輪では日本選手団長を務め、57年には欧米人以外では初めてオリンピック平和賞を受賞している。日本体協理事、日本オリンピック委員会(JOC)常任委員、大阪体育大副学長など歴任

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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