精選版 日本国語大辞典 「大木戸・大城門」の意味・読み・例文・類語
おお‐きど おほ‥【大木戸・大城門】
[1] 〘名〙
① 大きな城門。大門。表門。
③ 江戸時代の歌舞伎劇場で、表の出入口を預かる木戸番の頭。〔楽屋図会拾遺(1802)〕
[2]
[一] 東京都新宿区南東部、四谷四丁目交差点の付近にあった旧地名。江戸時代、(一)②が置かれていたところから地名となった。のち、四谷見附に関門が移され、寛政四年(一七九二)大木戸は廃止された。
[二] 大坂の新町遊郭の東の大門。
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