20世紀日本人名事典 「大林 清」の解説
大林 清
オオバヤシ キヨシ
- 生年
- 明治41(1908)年4月25日
- 没年
- 平成11(1999)年10月27日
- 出生地
- 東京・芝
- 学歴〔年〕
- 慶応義塾大学文学部〔昭和7年〕中退
- 主な受賞名〔年〕
- 野間文芸奨励賞(第3回)〔昭和18年〕「庄内士族」,紫綬褒章〔昭和41年〕,芸術祭優秀賞〔昭和49年〕「ひつきはあかしといへど」(QR),勲四等旭日小綬章,勲三等瑞宝章〔平成2年〕
- 経歴
- 昭和14年頃、長谷川伸主宰の劇作研究会で舞台脚本を執筆。その後NHKのラジオドラマを手がけ、戦後は民放局のドラマも担当する。日本放送作家組合(現・日本脚本家連盟)の創立以来、理事長を務め、日本著作者団体協議会会長など文化団体の会長、理事、評議員など歴任。主な作品にラジオ「明治の曲」「午前二時のブルース」「哀愁の園」「ひつきはあかしといへど」、テレビ「愛は遠く」「あの波の果てまで」「幸せになりたい」、著書に「清らかに咲ける」「恋に朽ちなん」「この地果てるまで」「庄内士族」など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」（2004年刊）20世紀日本人名事典について 情報