大森 荘蔵（読み）オオモリ ショウゾウ

20世紀日本人名事典

大森 荘蔵
オオモリ ショウゾウ

昭和・平成期の哲学者 東京大学名誉教授。

生年

大正10(1921)年8月1日

没年

平成9(1997)年2月17日

出生地

岡山県岡山市

学歴〔年〕

東京大学理学部物理学科・文学部哲学科〔昭和24年〕卒

主な受賞名〔年〕

和辻哲郎文化賞(第5回・学術部門)〔平成5年〕「時間と自我」

経歴

東京大学教養部教授を昭和52年定年退官。のち名誉教授となり、57年〜平成元年放送大学教授を務めた。英米流分析哲学の日本での第一人者。近代哲学の祖デカルトを批判し、一元論的な見地に立つ独自の認識哲学で知られた。著書に「流れとよどみ」「新視覚新論」「時間と自我」「時は流れず」、論文集に「言語・知覚・世界」「物と心」など。

出典　日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」（2004年刊）

367日誕生日大事典

大森 荘蔵 (おおもり しょうぞう)

生年月日:1921年8月1日
昭和時代;平成時代の哲学者。東京大学教授;放送大学教授
1997年没

出典　日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」