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大滝[村] おおたき

世界大百科事典 第2版の解説

おおたき【大滝[村]】

北海道南西部,胆振(いぶり)支庁有珠郡の村。1915年壮瞥村より分村し徳舜瞥村と称していたが,50年大滝村と改めた。人口2216(1995)。火山性山地の間を長流おさる)川などが河谷を刻み,その段丘上に点在集落が形成されている。村域の大部分は標高300~700mの高冷積雪地に分布する森林で,農用地面積は5%に満たない。1895年以降入植者があったが,1940年日鉄徳舜瞥鉱山の操業が開始され,この年伊達紋別との間の胆振線(現,バス路線)が開通して鉄鉱石を室蘭に送り,この村の重要産業となった。

おおたき【大滝[村]】

埼玉県西端,秩父郡の村。人口1857(1995)。東京都,山梨県,長野県,群馬県と接する。荒川最上流域の山地を占め,甲武信ヶ岳こぶしがたけ),雲取山はじめ標高2000m級の山々が連なる。雁坂峠(甲州裏街道),十文字峠(信州往還)などの峠は江戸時代までは重要な交通路として使われ,その合流点栃本には関所が置かれていた。荒川の支流中津川の奥には平賀源内が発見したといわれる秩父鉱山があり,昭和初期から鉄鉱石を中心に亜鉛,鉛,銅などを採掘してきたが,現在は石灰岩ケイ砂のみである。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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