大葉菩提樹(読み)オオバボダイジュ

デジタル大辞泉 「大葉菩提樹」の意味・読み・例文・類語

おおば‐ぼだいじゅ〔おほば‐〕【大葉×提樹】

アオイ科の落葉高木。東北から北海道山地自生。葉は円形で先がとがり、裏面に毛があって白く見える。夏、淡黄色の小花が集まってつく。合板原木として利用

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「大葉菩提樹」の意味・読み・例文・類語

おおば‐ぼだいじゅ おほば‥【大葉菩提樹】

〘名〙 シナノキ科の落葉高木。本州中部以北、北海道に自生し高さ二〇メートル、直径七〇センチメートルくらいに達する。葉は長さ一〇~一五センチメートルの心臓形。先が急にとがり、縁に大きな鋸歯(きょし)があり、裏面には白い細毛が密生する。夏、淡黄色の小さい花がまばらに集まった穂となって咲く。穂は下向きとなり、細長い舌状の包葉をもつ。樹皮からは繊維がとれる。おおばしなのき。おおばしな。〔五国対照兵語字書(1881)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版 「大葉菩提樹」の解説

大葉菩提樹 (オオバボダイジュ)

学名Tilia maximowicziana
植物。シナノキ科の落葉高木

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android