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大野病院事件

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

大野病院事件

大熊町の県立大野病院で04年、帝王切開を受けた女性(当時29)が手術中に死亡した事件。県警は昨年2月、医療ミスがあったとして、産科医を業務上過失致死と医師法違反(異状死等届け出義務)の疑いで逮捕。福島地裁で裁判が続いている。

(2007-11-01 朝日新聞 朝刊 福島全県 2地方)

大野病院事件

福島県大熊町の県立大野病院で04年12月17日、加藤克彦医師(40)が女性(当時29)の帝王切開手術を執刀した際、癒着していた女性の胎盤を子宮から切り離し、大量出血した。同医師は輸血しながら子宮を摘出する手術に切り替えたが、女性は4時間半後に亡くなった。赤ちゃんは無事生まれた。福島県警は06年2月、同医師を業務上過失致死と医師吠異状死の届け出義務)違反容疑で逮捕。公判で検察側は「癒着胎盤を無理にはがせば命に危険が及ぶことは予見できた。すぐに子宮摘出手術に移行すべきだった」などとし、加藤医師に禁固1年、罰金10万円を求刑。弁護側は「胎盤をはがすと通常は血が止まる。被告の行為は臨床医学の水準に反していない」などと反論し、無罪を主張している。

(2008-08-17 朝日新聞 朝刊 3社会)

出典 朝日新聞掲載「キーワード」朝日新聞掲載「キーワード」について 情報

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