奈呉ノ江(読み)なごのえ

世界大百科事典(旧版)内の奈呉ノ江の言及

【放生津潟】より

…富山湾岸のほぼ中央部,射水(いみず)平野の北部に広がる。古くは越湖(こしのうみ),奈呉ノ江,奈呉ノ浦とよばれ,越中守であった大伴家持に〈みなと風寒く吹くらし奈呉の江に夫婦(つま)呼びかはし鶴(たづ)さはに鳴く〉などの歌(《万葉集》巻十七)がある。かなり広大であったが,のち鍛冶川,下条(げしよう)川などの土砂が埋積し干拓も行われて周囲約6kmの潟湖になった。…

※「奈呉ノ江」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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