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奈良・キトラ古墳の壁画公開 ならきとらこふんのへきがこうかい

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知恵蔵の解説

奈良・キトラ古墳の壁画公開

奈良県明日香村で1983年に発見された西暦700年前後(飛鳥時代)の円墳(直径13.8m)。高松塚古墳の北約1kmにあり、高松塚に似た2つ目の極彩色壁画の古墳と分かった。高松塚では確認できなかった朱雀図や獣面人身の十二支神像が描かれていた。また、現物としては世界最古の詳しい星宿図も残っていた。壁画が描かれた石室は幅1.04m、高さ1.14m、奥行き2.40m。人骨の一部があったものの、被葬者が分かる遺物はなかった。2004年に壁画の下地である漆喰面が石の壁から浮き上がるなどの損傷が分かり、剥ぎ取り作業が始まった。壁画自体の保存状態は良く、06年に西壁の「白虎」壁画が初公開された。文化史上、特筆される同公開17日間に約6万人が見学。引き続き07年、北の玄武も公開された。これまで、非公開が多かった文化財や遺跡は、観光・地域振興策もあって、保存を講じたうえでの公開、活用に向けて大きく動き始めている。

(天野幸弘 朝日新聞記者 / 2008年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」
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