奈良県五條市(読み)ごじょう〈し〉

日本の地名がわかる事典の解説

〔奈良県〕五條〈市〉(ごじょう〈し〉)


奈良県南西部、吉野川流域に位置する市。
西部と北西部で和歌山県、大阪府と接する。2005年(平成17)9月、吉野(よしの)郡の西吉野村、大塔村を編入して現在の姿となる。古くから紀州街道・伊勢街道・西熊野街道が通る交通の要衝で、商業の中心地。吉野杉を産する木材の集散地で、木材・木製品や箸の製造が盛ん。花卉(かき)類とモモ・ナシ・ウメなどの果樹栽培も行われ、富有柿(ふゆうがき)と盆栽を特産する。テクノパークならなどの工業団地があり、木材加工やプラスチックの工場が操業する。栄山(えいさん)寺(八角堂、梵鐘は国宝に指定)がある。大塔町地区は南朝の大塔宮護良(だいとうのみやもりよし)親王ゆかりの地で、天辻(てんつじ)峠には幕末に天誅組本陣がおかれた。西吉野町にも南朝や天誅組関連の史跡が多い。賀名生(あのう)梅林はウメの名所として名高い。十津川上流に猿谷ダムがある。大塔コスミックパーク星のくには天文台やプラネタリウム・宿泊施設の整うレジャー施設。

出典 講談社日本の地名がわかる事典について 情報 | 凡例

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