精選版 日本国語大辞典 「奏・乙」の意味・読み・例文・類語
かな・でる【奏・乙】
[1] 〘自ダ下一〙 かな・づ 〘自ダ下二〙 舞をまう。舞って手を動かす。
※堀河百首(1105‐06頃)冬「広前(ひろまへ)の庭火の光あきらけくかなづる袖を見るぞ嬉しき〈隆源〉」
[2] 〘他ダ下一〙 かな・づ 〘他ダ下二〙
① 鞭(むち)などを振る。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
② 琴などの弦楽器を弾く。音楽を奏する。〔書言字考節用集(1717)〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報